桃とリンゴの苗
暑い、というだけでは物足りないくらい、暑い(熱い)日が続いております。
いのちの木でも連日農作業に出かけておりますが、15分の作業が限界です。
始まる前に麦茶を飲み、途中で麦茶を飲み、日陰で休憩をして、再度少しだけ作業をする、という状態です。
現在畑には枝豆、ひまわり、ジャガイモ、トウモロコシ、玉ねぎ(もうすぐ収穫)、ニンニク(もうすぐ収穫)があります。長ネギも少しだけ植えました。これは今年の冬に収穫予定です。
さて、桃とリンゴの苗たち、です。桃10本、リンゴ5本。昨年の10月末に植えて、元気に葉を茂らせすくすく成長中、といいたいところですが、今時期は害虫に対する防除(農薬散布)の時期。さて、素人の私たちは
「いったいどの農薬を使うの?どれだけ必要なの??何を撒けばいいの???」と大慌て。
しかしご近所には強い味方の農家さんたちがおられます。
「ん?なんだ、あんたンとこはまだ防除暦(毎月出される農薬散布票)もらってないのか?んじゃおれが班長さんに言ってやっから、それ見て農薬散布しろ」
「ん?農薬どこで買うかって?JAの〇〇支所あっぺ?あそこの資材センターさ行って買うんだ。今時期なら全部そろってっから。」
「ん?何をどう撒けばいいかって?んじゃぁ、営農指導員に電話して、苗を見てもらって、教えてもらえ。〇〇支所に聞けばわかっから。」
「ん、一生懸命やってんなぃ。農薬は買ったか?調合の仕方わかっか(わかるか)?そうだ、そうやるんだ。ほいだら、今度は桃の木を少し傾けて、樹形を作っていくんだ。やり方は簡単だ。」
といった具合に、さまざまなことを教えてくれて、畑の横を通りかかって声をかけてくださり、木の状態を見て良し悪しを言ってくださり、今後の注意などをいつも教えてくれます。先生がたくさんおられますから、営農指導員さんも「ここは先生がいっぱいいますから、農家の先生方に聞いた方がいいかも」と自嘲されています。
いずれにしても、ようやく桃とリンゴの栽培が始まった、という感じです。
で、実際に苗木の状態なのですが、農家の皆さんは気温の上昇とともにどんどん防除作業(農薬散布)を行っています。いのちの木の苗は出遅れた分、少し虫にやられています。でも、必要な農薬を少しずつ散布して、木を大きくして、木自体の体力をつけていけば、何とかなるようです。
例年になく暑いので、とにかく潅水をしっかりしてください、と指導員より。1年目はとにかく水と防除が大切とのこと。気を抜かず、しっかりやらなければなりません。
数年後には、おいしい桃とリンゴを出荷できるよう、頑張ります。今後も、桃とリンゴの様子をお知らせします。